賃貸のポイント

住宅を借りるのにいくらかかるのでしょうか?

一般的に住宅(1戸建て、アパート・マンションなど)を借りる際には、初期費用が意外とかかります。

・入居月の家賃・管理費・共益費
  (入居する日によっては、翌月分も前払いすることになります。)
・敷金・礼金
  敷金は、概ね家賃1か月、2か月分が一般的です。最近は礼金をいただく物件は少ないようです。
・ 仲介手数料
  物件を紹介した不動産会社に支払うもので、家賃1か月分が一般的です。
・保険
  賠償責任保険の加入が義務付けられます。
  保険料は、取り扱っている商品によって異なりますが、おおよそ2年間で15,000円程度です。
・引っ越し費用
  
これらを合計すると、おおよそ家賃3~4ヶ月分になります。
賃貸住宅をお探しになる際には、初期費用の準備もお忘れなく。  

 

連帯保証人について

以前に以下の相談が寄せられました。

[相談]
賃貸の部屋を探していたら、契約の際、保証人の提出資料として「印鑑証明書」を求められました。通常そこまで要求されるものでしょうか。保証人となる父親は、そこまで要求されるのは聞いたことがないと話していました。ちょっと不安です。一般論としてどうなのか知っておきたいです。ぜひ、ご回答をお願いします。 

[回答]
連帯保証人は、契約者本人に代わって債務を負わなければならないことがあるので、その手続きには貸主、借主側の双方に慎重さが求められます。
一般的に、契約書には保証人となる方の記名、押印が必要となりますが、押印は実印によって行います。その押印が実印かどうかを確認するために、「印鑑登録証明書」が必要になります。
おそらくほぼ全ての不動産会社さんでの契約で要求されるものですので、お部屋を借りる際は、必要書類の準備も怠りないようにしましょう。

 

引っ越しの際の諸手続き

引越しの準備でしなければならないことはたくさんあります。
全てを無事済ませることができるように忘れがちなポイントをここで紹介します。

★役所における必要手続
・住民登録、国民健康保険、国民年金、乳幼児医療、老人医療
 ⇒転出する日までに印鑑、国民健康保険証、国民年金手帳、 老人医療証、 赤   
  ちゃん医療証、とその他本人確認のできる 身分証明書(運転免許証な  
  ど)を持参し「転出証明書」を受け取ります。引越しをする日の14日前   
  から受け付けてもらえます。
 ※同じ市区町村内の引越しの場合は、転居後に「転居届」を提出するだけで 
  OKです。
 
・児童手当、老齢福祉年金
 ⇒印鑑と本人確認のための身分証明書を持参し、「所得証明書」を受け取り  
  ます。引越しをする日の14日前から受け付けてもらえます。

★電話、ガス、電気、水道の引越手続

★銀行、カード会社などへの住所変更手続
  ⇒必要があれば公共料金の自動振替の変更手続き

★保険会社、新聞販売所などへの住所変更手続

★郵便局に郵便物の転送依頼を出す
 ⇒転送依頼を出すと1年間無料で転送してくれます

★勤務先への通知

★不用品・粗大ごみの処分

★冷蔵庫の霜とり・水抜き

★洗濯機の水抜き

★灯油の処分
 ⇒近くのガソリンスタンドで処分してもらえます

★新聞の住所変更

小さな手続きも大切です。うっかりのないように気をつけて引越しをしてくださいね。

 

家具・家電レンタル

全国配送で「家具・家電レンタル」を提供するサービスがあります。
短期間借借りたい方、転勤などが多くて荷物を増やしたくない方にとって便利なサービスではないでしょうか。 
冷蔵庫や電子レンジはもちろん、リビング家具や収納家具まで幅広く扱っています。洗濯機など設置が必要なものは、宅急便での配達と同時にやってくれます。 

ホームページまたは電話で注文する。 
↓ 引越し 
↓ 配達に立ち会う
▼契約期間終了後回収に立ち会う 

この流れで、30日の短期からレンタルしているところもあります。  
家電・家具をレンタルで揃えるのも一つの方法ですね。